こんにちはYukaです。
先日のApple Eventで発表された、新しいMacのMac Studioと、Studio Displayを一足先に試しています!
Mac Studio
Mac Studioは、M1 Maxか、新しいM1 Ultraチップを乗せられる、デスクトップ型Macです。
M1 Ultraは、M1 Maxをふたつくっつけて、単純に言ってしまうと2倍の強さになったすごいチップなんですが、今回貸していただいているのは、M1 Maxモデルです。
まずM1が出たときに驚いて、M1 ProとMaxが出たときに超驚いて、M1 Ultraが出たときには笑っちゃいましたw
M1 MaxのMacBook Proが出てからずっと愛用していますが、特にPremiere Proとか、After Effectsとかを使うときに、とにかくサクサクに再生できるし、書き出しが速いので、かなりワークフローのストレスが減ったし、時間短縮になりました。
M1 Ultraは、単純にその倍の性能が出せるということで、恐ろしいパワーですよね。
動画でいうと最大18ストリームの8K ProRes 422ビデオの再生できたり、複雑な3Dのレンダリングがサクサクできたりします。
たくさんポートがあって、
背面には:
Thunderbolt 4 x 4
10Gb Ethernet x 1
USB-A x 2
HDMI x 1
3.5mmヘッドフォンジャックx 1
前面には:
2つのUSB-Cポート(M1 Ultraモデルでは2つのUSB-CポートがThunderboltになります。)
SDカードリーダー
があります。
4台のPro Display XDRと1台の4Kテレビを接続できます。
デモ
M1 Max のMac Studioと、Studio Displayを使ってデモをしてみたいと思います。
Lightroom
30M の画像をLightroomでパラパラ漫画みたいに見れます
IOが色々あるから、色んなワークフローに対応できます
SDカードから写真をインポート(ちなみに、カードリーダーのリンク速度は、MacBook Proの倍の速度でした)
Setting copy and paste も早いです。
Photoshop
Sky replacement、空を変えることができますが瞬時に反応してくれました。
レンズフレアを追加 (ぐりぐり動かせる)
XCode
14台別々の自動テストが一気に動かせることができます。
こんなにゴリゴリでも、そよかぜ程度、つまりあまり負荷がかかっていない状態と一緒になります。
ファンについて
筐体はご覧の通り、Mac miniを高くしたような感じなのですが、中の半分以上のスペースを、排熱システムが締めています。
ここもM1 MaxとM1 Ultraで違いがある部分なんですが、M1 Maxだと、アルミニウムのヒートシンクになっていて、M1 Ultraは銅でできています。
サイズも少し大きめのサーマルモジュールになっています。そのため、本体がM1 Ultraを積んでいると1kg近く重くなっています。
M1 Maxを使ってますが、全く熱くはないんだけど、ちょっとだけサーという、そよかぜレベルの音が常にしています。耳を澄まさないと聞こえないレベルだけど、後ろから空気も出ていて、M1 MaxのMacBook Proがかなりの負荷をかけないとファンが回らないので、それに比べるとちょっと気になります。とはいえ、インテル時代のファンと比べると天と地の差なんですが。
Studio Display
Mac Studioと合わせて使えるし、他のMacとももちろん合わせて使える、5K retina displayのStudio Displayも同時に出ましたね!
12MP カメラセンターフレーム対応です。
スタジオクオリティの空間オーディオ対応のスピーカーとマイクがついていて、スピーカーがかなりパワフルな大きい音が出ます!
Nano-texture ガラスにするオプションや、別のスタンドにするオプションもあります。
Pro Display XDRのお手頃価格版という感じなんですが、私は普段XDR使っていて気に入っているのですが、カメラもスピーカーもないストイックプロ仕様なので、Studio Displayのセンターフレームつき12MPカメラとか、スピーカーとか、スタンドがついてくる優しい仕様にちょっと感動してしまいましたw
この動画では、Studio Displayについて そこまで詳しく解説できないんですが、もしStudio Displayについてもっと詳しいレビュー見たいって方はコメントで教えていただけると嬉しいです。
どう選ぶか?
実は、M1 Max搭載のMac Studioも、M1 Max搭載のMacBook Pro 16インチも、違う形態だし、ファンの大きさも全然違うけど、ほぼ同じ性能を出すことができます。
そう思うと、私だったらMacBook Proを買った方が、ディスプレイとつないで使うこともできるし、持ち歩いて単体で使うこともできるし、なんと言っても電池で動くので、停電した時の心配も少し減るので、MacBook Proのほうがいいのではないかと思いました。
M1 Ultraを必要として、性能を 引き出せるような巨大な3Dファイルのレンダリングや、大量の写真を一気に書き出すとか、映画レベルの動画ファイルを扱うとか、そういう方だったら、M1 Ultraを乗せたMac Studioは、選択肢として大いにありだと思いました。
ただ気になる点が一個あって、今回のApple EventでMac Studioを紹介した最後に、「M1 Mac Proが後日出ます」みたいなメッセージがありました。後日出ることはみんな分かってたけど、予告されるとは思ってなかったので、ちょっと驚きましたよね。
M1 Ultraが絶対欲しい!って思った人は、Mac Proがどんな性能で、どれくらいのお値段になるのかちょっと見届けてから、どっちを買うか決めようかなと思うんじゃないかと思いました。
まとめ
現時点のMacラインナップは、こんな感じになっています。
Mac Studioは、デスクトップ型の方で見ると、Mac mini 以上、Mac Pro以下なのですが、横串で見るとMacBook Pro 14” 16”と同等か、M1 Ultraにすればそれを超える性能になります。Mac Proという名前は使えないので、空いていたここの領域を埋めるために新しい名前で入ってきたのかと思います。
先程Mac Pro待ちの人いそうということを言ったんですが、名前の通り「スタジオ」のような会社だと、Mac Proが出るのを待ってる間にMac Studio買っておいたら元が取れちゃうっていう場合もあると思います。
個人的にはM1 Max買うんだったらMacBook Pro 14/16インチで、Mac Studioを買うんだったらM1 Ultraを選択するのがおすすめです。
次の動画でまたお会いしましょう~。ばいばい!
◀︎春のApple Eventまとめ動画もどうぞ
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